金曜日, 7月 31, 2009

知られざるクワズル・ナタールの魅力 其の三

アドレナリンを大放出しながらサニパスを下り、
今晩の宿泊先、
Antbear Guest Houseへ。
懐かしいナイロビのように道は穴ぼこだらけ。
車内で流れるB'zとそれをかき消すほどの
YとTの熱い語りで私と姐は寝不足解消ならず。

ゲストハウスに着いた頃にはすでに暗く
地図も分かりにくくて不安と疲れに負けそうになったけど
愛情がこもりにこもったゲストハウスはとても居心地が良いものだ。

日替わりのこだわりディナー。今夜のテーマは何と中華!
南ア人とドイツ人夫妻による不思議な中華。
温かいご夫婦+夫の父と共に食卓を囲み楽しい晩餐。
ここの家具は全て旦那様の手作りだそうで。
一つ一つ形が違って、全部ユニークなデザインで素敵!



















夜は暖炉を囲み遅くまで語り合う。う~ん。旅の醍醐味!

翌日は南アの最高級峰が連なる
ドラケンズバーグへ。
ここ、世界遺産です。





















残念ながら前日のサニパスの景色が素晴らし過ぎたのと
丁度野焼きのシーズンにかぶり、
一酸化炭素中毒になるかと思うほど煙たかったので
そそくさとお茶だけして退散。
今度はゆっくり何日間かここで過ごして。
ブッシュマンの壁画があったりハイキングをしたい。

ダーバンへの帰り道は、Midlands Meanderというルートで。
完全にやられました。
素敵な個人経営のレストランや、陶器屋さんや、アートギャラリーが
ぎっしり詰まっています。



















ランチは偶然見つけたスイス・ジャーマンレストラン。
本格的ソーセージを始めに試食して好きなのを選ぶ。
そしてポテトとザワークラウトとマスタード。
私の大好きな組み合わせ!至福のとき。

残念ながらこの日の夜にケープに戻らなくてはならず
ここもランチだけ。あーーーーー。ホントに残念!!!!!

私陶器大好きなんです。美濃焼きで有名な岐阜県土岐市生まれですから!
今度は陶器屋巡りしたいです。

と。

未練を残しまくりながら、リベンジを誓いつつ
クワズル・ナタールの旅は終了です。

因みにケープに戻ってもテンションが下がらず、
空港でそのまま夕食を取り、迎えに来てくれたNも巻き込んで
更に語り続けた元気な姐と私。

水曜日, 7月 29, 2009

知られざるクワズル・ナタールの魅力 其の二

旅ですっかり慣れたホテルのビッグ・ブレックファストを平らげ
若干寝不足ではありつつもテンション高めで出発!

ホテルから約20KMのところに出た!国境!



















実は陸で国境を越えるのはこれが始めて。
ドキドキしつつも意外とあっさり越えられちゃうものですね。
ま、日帰りだから当たり前か。

ここからはケニアで鍛えられた私が四駆君のハンドルを握る。
久しぶりのこんなデコボコ道。血が騒ぐ~~!
最高地点(2865M)のサニ・トップを目指してグングン登る。

道幅は車(ここを通るのは全てごっつい四駆)1台分だから
すれ違うときは上りの車を優先に、下りの人は道を譲る。




















でも「あ、ここで写真が撮りたい!」というスポットは
ちゃっかり道幅が広くなっていて車を停められるようにできてる。
感心。

ところで、上から下りてくる人たちが皆ごきげん顔。
頬を赤らめてニコニコしてる。何でだろう。
すれ違ったおじさんが「上にはいいものがあるぞ~」と
教えてくれる。
何だろう。楽しみ楽しみ。

途中見つけた滝は完全に凍結してた。
この辺りに住んでるソト族の人たち、分厚い毛布に包まってた。
それだけ寒かったんです。
ヨハネスの方は最近朝は氷点下だと聞きますが
ケープでは感じることのない、頬に刺さるような寒さ。
新鮮!






















いよいよ頂上、サニ・トップに到着し、レソトに入国。

そこで見たものは!



アフリカで一番高い場所にあるパブ!

熱くて甘い赤ワイン!なるほど!これだったのね。

下戸だし運転手だった私は一口味見だけ楽しんで
ホットチョコレートで体を芯から温めました。

月曜日, 7月 27, 2009

知られざるクワズル・ナタールの魅力 其の一





















ダーバンの友人T宅から空港へ。
ケープから来る姐と日本から来るY子ちゃんと合流。
お世話になったゴルフ君にお別れをし
頼もしい四駆に乗り換える。

ダーバンでのガイド(?)を務めてくれた
T君お勧めの「南アのスイス」と呼ばれる場所に。
ここはValley of Thousand Hills(千の丘の谷)にあり、
確かに見渡す限り丘、丘、丘。ゴルフ場併設のスイス的な
家が立ち並ぶ素敵な場所。ここで最高の景色を眺めながらランチ。





























その後クワズル・ナタール州で2番目に大きい街、
ピーターマリッツバーグで記念撮影。
シンボルとも言える市役所も立派だが、ここは何と言っても
かのマハトマ・ガンディがアパルトヘイト時代に
汽車のファーストクラスから肌の色を理由に追い出され
彼の非暴力を基にした反人種差別運動が始まる。























そして初日の宿泊地、サニパス・ホテルに到着。
サニパスとは南アフリカと南アフリカの中にぽつんとある
レソト共和国の国境を結ぶ峠道。
これについては次回詳細を。。。

9ホールのゴルフ場とスパを併設したリゾートホテル。
季節が冬なせいか、残念ながら完全にゴルフコースの芝は
乾ききって茶色い地面がむき出しになっていましたが…

イーストロンドンでのお仕事&その後の一人旅のために
10日ぶりに会った姐と修学旅行気分でおしゃべりをし
就寝は午前4時。

たまにはいいね。こんなのも。

日曜日, 7月 26, 2009

気ままな一人旅 ワイルドコースト 其の三


























Wettham Guest Houseには個人経営のゲストハウスにしては珍しく、
1日中開いているレストランがある。
少ないスタッフの割りにメニューが充実していると感心したが、
後で全て作り置きでレンジでチンして出すだけだったと分かった。
それでもなかなか美味しかったよ!

カラマリ(イカ)狂の撮影スタッフと5日間も一緒にいたから思わずカラマリを注文。
イカフライにレモン・ガーリック・バターソース。美味! 


3日目はしょっぱなから道を間違え1時間ほどのロスがあったものの、
(曲がる道の看板が壊れていたせい!)
もう砂利道もなく、スムーズに目的地のShelly Beachに到着。
途中通ったのももう村ではなく町。
因みにワイルドコースト旅行中、町という町に「Boxer」という
スーパーマーケットがあった。ケープでは見たことない!
頼もしそうな看板ですね。

Shelly Beachはすでにクワズル・ナタール州。州境を越えました。
この辺りで一番メジャーなズル族(ズマ大統領もズル人。)

ズル族の豆知識
今では南アで最強の部族とも言われていますが、その昔
まだヨーロッパ人が南アに蔓延る前、小さな部族がたくさんあって
各部族のチーフの指導の下、家畜や土地の取り合いで小さな
争いが耐えなかった頃(この争いをまとめてLafqaneと呼ぶ)
ズル族はとても小さな部族だったみたいです。
そこに伝説のシャカ・ズル王が現れ、どんどん小さな部族を
つぶして、巻き込んで大きな部族になったんですって。
シャカというのはズル語で「虫」という意味で、ズル族のチーフ
とシャカの母親の間で思いがけずできてしまった子供を
受け入れたくなかったズル族の長老たちがシャカの母親は
「お腹のシャカ」のせいで月経が遅れているだけだと言ったことから
この名前が付いたそうです。王の名前が虫なんて。。。面白い。

ま。そんなこんなで無事Shelly Beachに到着し、久しぶりに見る
文明のシンボル、ショッピングモールに行って衝動買いをしまくり
翌日、4日目には無事ダーバンに住む友人宅に着きました。

ここで気ままな一人旅は終了!

ここから世界遺産であるドラケンズバーグ周辺へ視察の旅へと続きます。



木曜日, 7月 23, 2009

気ままな一人旅 ワイルドコースト 其の二





















ケープタウンにいると、というか日常の生活では本当に朝が弱くて
10時出勤というありえなく恵まれた環境でもなお遅刻をするというのに
旅行中はなんでこんなに目覚めが良いのだろう!
早起きして大好きなインド洋の朝焼けを見てしっかり朝食をとる。
隣のテーブルに座ってた家族連れのお母さんが私に寄ってきて

「どこから来たの?どこへ行くの?」と。
「日本人だけど、今はケープに住んでいて、
たまたまイーストロンドンでの仕事があったから
3日間かけてダーバンに行くんだ。」

と答えると

「ふーん。」

以上。会話終了。
一人旅の私としてはもっと話したかったけど、
その答えを早速家族に伝えに行ってしまったお母さん。

ま、不思議だったんだろうな。こんな僻地に一人で来てるアジア人が。
朝食を済ませて荷造りして2日目ドライブ開始!
南アの東海岸を更に北上!

目的地はCoffee Bay と Hole in the Wall。

Coffee Bayは特に何もないビーチだけど、
コーヒーマニアの私としてはどうしても行ってみたかった場所。
Hole in the WallはCoffee Bayの近くにある
小さなトンネルのような穴が開いた巨大な岩。


頼りない地図を持ってぐんぐん進むけど、やっぱり不安な田舎道。
地図上には他に道がないはずだから、怪しげだけど最初の交差点を曲がる。
後は海に向かって進むだけ。
牛、ロバ、ヤギ、そして人々にジロジロと見られながら田舎道を進む。

ビーチが見えた。でも巨大な岩などない。ああ不安。
歩いてる男の子を捕まえて聞いて見るが、英語通じない!!!
ただ、ここがCoffee Bayじゃないこととこの場所の名前は
私にはとても発音ができないことが分かった。

幸い近くに別荘でくつろぐ家族を発見。
近づいていく時点でもう完全に怪しまれてる。
Coffee Bayに行きたいんだけど。。。と言うと

「Oh no, you are so lost!!!!」と同情の眼差し。泣

結局もうそこからCoffee Bayに寄る時間はなくなり、
2日目の宿泊地、Port St.Johnsへ。超残念!!!!!

せめてもの救いは師匠マンデラ氏の故郷であるMthataを
通過できたこと。。。

Port St. Johnsは名前のわりにとってもアフリカンな町。



















愛情たっぷりの温かい雰囲気のゲストハウス
Wettham Hill Guesthouse)に到着。
冒険満載の一日でした。残念だけど満足!

つづく。。。

水曜日, 7月 22, 2009

気ままな一人旅 ワイルドコースト 其の一



話が前後しますが。。。
今月の初めにサーディン・ランの撮影のお仕事が終わった後、

3泊一人旅をする機会に恵まれました。
イーストロンドンからダーバンまで、総走行距離約1000KMの

気ままな一人旅。あぁ素敵!!!

撮影クルーと空港でお別れし、レンタカー会社へ直行!
タリックブルーのクールなVWゴルフ君とご対面。
お気に入りの曲をしっかり詰め込んだiPodドライブ用のお菓子、
飲み物そして地図と共に出発!
1日目の目的地はThe Haven(安息の地)。もちろん名前で選びました。
イーストロンドンから内陸側の国道2号線を北上し、地図の指示通り道を曲がるとそこは。。。



















アフリカ。

久しぶりに見る超アフリカンな風景。道は舗装されていない+穴ぼこだらけ。

そんな道を牛やらヤギやらロバやらが道を我が物顔で歩いている。
ああ、懐かしいな。この感じ。
と、同時に不安もこみ上げてくる。

海の方に向かっているはずなのに、ひたすらこんな道がずっと続く。
道を歩いている人々が私を見る顔があきらかに不安そうに見える。
The Havenって観光地じゃないのかな?外国人があまり来ないのかな?
ま、日本人女子が一人でこんなゴルフを運転して来ないのは明らかだが。。。
ただ、明らかに外国人(観光客)なれしていない様子。超不安。

不安をかき消すためにとりあえずケープの姐に電話をしてみる。
ブルーハーツを熱唱してみる。
通りがかる人々に苦笑いを振りまいてみる。

地図どおりに進んでいるはずなのになんでこんなに心配なのだ。
かと言って車を止めて人に聞いてもこの辺の人たちはあまり英語が話せず困惑。
仕方なく突き進む。

すると突然ものすごい景色に遭遇。



















Mbashe Passというそうだ。思わず車を止めて記念撮影。

南アのPassマニアにはたまらなくマイナーで美しい!
ただ怖いのはこんなに崖っぷちなのに、車が2台通るのは苦しい狭さ。
幸いにも僻地すぎて対向車は0でした。


日が暮れる前には絶対に到着したかったのでかなり焦りながらも
何とか無事16時半に到着!
するとそこはまさに。。。




安息の地。

土曜日, 7月 18, 2009

ナイズナ・オイスターフェスティバル!














毎年7月初旬、学校の冬休みに合わせて
ナイズナ・オイスター・フェスティバルが催されます。

ナイズナとはケープタウンから東に約500KMの
ところにあり、
ガーデンルートのハイライトでもある街。

ラグーンのクルーズ、ラグーンから海に出るところの
両側にあるヘッズと呼ばれる丘からの眺め、ハイキング、
カヌーなどのアウトドア・アクティビティーなど、
見どころは満載ですが、ナイズナと言えばやっぱり牡蠣!


2日間で目標80個!というヨハネスの友人と、牡蠣三昧の
1泊2日の旅に行ってきました。
土曜日の早朝、7時前にケープタウンから一人で出発。約400キロ、
孤独で気ままな一人ドライブ。

今、W杯での日本チームキャンプ地の最有力候補地として注目を集めている
ジョージで集合。
名門ゴルフリゾート以外、これと言って何もない田舎の街です。

ジョージからナイズナまでは約1時間。しっかり腹を空かせ、
ゲストハウスにチェックイン後 牡蠣レストランに直行!
まずは定番の
Knysna Oyster Companyへ。






さすがオイスターフェスティバル。行列ができていて30分ほど待ちました。

ここで養殖牡蠣(写真)と天然牡蠣の両方を頂く。

そして食後の運動がてら、街中の学校のグラウンドに開かれた
遊園地&フリーマーケットへ。

ミシミシ、カランカランと音を立てながら回る観覧車。
錆びた鎖の回転ブランコ。
ガタンガタンと今にもねじが外れそうなコーヒーカップ。
そして極めつけはプレハブの超安っぽいお化け屋敷。
(無理矢理中に連れ込まれ、声がかれるほど絶叫でしたが。。。)
ガラガラの客席に向かい、ステージで一人ギターを手に歌う男性。
ヨハネスから来た怪しいシーシャ商人。

国内では超有名な年に一度のお祭りの割には、さびれた感満載。

何だかんだいって、ここは地元の人が楽しんで、
外から来た人たちはひたすら牡蠣を食べて楽しむという感じですね。

そしてナイズナ・ヘッズ(正確に言うと東側のヘッド)にサンセットを拝みに。
ここは最高。かなりロマンティックなスポットなのでカップルにお勧め!

そうこうしている間に夕食の時間。夕食ももちろん牡蠣!

今度は場所を変えて、
Knysna Oyster Catcher です。

















かなりカジュアル。外にもテーブルがいくつかあり、人があふれていたので
またしても待ちか。。。と店員さんに声をかけると
「空いてたらどこに座ってもいいよ!」と。
何とかスペースを見つけ、また牡蠣、牡蠣、牡蠣。
個人的にこっちの牡蠣の方が身がしっかりしてて、プリンプリンで美味でした。

胃の中は牡蠣とついでに頼んだちょっとのカラマリ・フライ(イカフライ)だけ

という恐ろしく健康なのか不健康なのかという状態で1日に目は終了!


木曜日, 7月 16, 2009

イワシを求めて → イルカを追って


イワシの大群を探すコツは。。。


1.空から探す
マイクロライトという超軽飛行機で空から見ると
イワシのかたまりがちゃんと見れるそうで。

2.鳥山を探す
いくつかのボートで連絡を取り合いながら鳥山
(主にケープガネット)を見つける。
たくさんの鳥が一つの場所で、ものすごい勢いで海にダイブ!

3.イルカ&クジラを探す
イルカの大群がすごい勢いである方向に向かっていれば
その先に何かがあるはず!


そんなこんなで、鳥山とイルカはたくさん見ました。


2日目、天候も良く、ご機嫌で出発。

出発して10文も経たないうちに「鳥山だ~!!!!」

と皆大興奮!

イルカもいる!これは!!!!

近付いて様子を見て見る。

そして、いざダイブ!

その瞬間鳥山が移動してしまう。

そして一日中その繰り返し。

イルカを見つけては追い、鳥山を見つけては潜り
イワシはおらず、取り残される私たち。

一喜一憂とはこのことだ。。。

3日目も同じく。

結局イワシはなし。
やっぱり3日では難しいんですね。。。

海はもうこりごり。すんごい船酔いしたし、
もうガソリンの臭い嗅ぐだけでこみ上げてくるし。

でもいつか見て見たい。イワシの大群。。。

水曜日, 7月 15, 2009

イワシを求めて 其の一




今月の初めにお仕事でイースト・ロンドンという街に行った。
メルセデス・ベンツの工場がある以外、特に見所もなく、ぱっとしない街だ。
むしろベンツがなくなったら街ごとつぶれてしまうんじゃないかな。

インド洋に面しているので、ちょっとしたビーチ沿いの遊歩道や
海を眺めるレストランもチラホラあるんだけど、う~ん。微妙。

以前住んでいたポート・エリザベスになんとなく似ているな。

まぁ、観光ではなくあくまでもお仕事なので。

今回のお仕事はサーディン・ラン(イワシの大移動)の撮影。

毎年5月~7月に、南アフリカの大西洋側からインド洋側に向けて
大移動するイワシたち、そしてそれを追う鳥、魚、イルカ、クジラの大群。
海中の大パレード!

にしても私、ボート苦手なんです。

リサーチの段階で送られてきた今回乗るボートの写真。ちっちゃい!
こんなのに一日乗って仕事なんてできない。。。と始まる前から弱気。
でも仕事は仕事。

海での撮影ができるのは全部で3日間。

「3日でサーディン・ランの撮影をするのは相当ラッキーじゃないと厳しいぞ。」
とサーディン・ランのプロ、マーク氏に言われてしまう。

初日、朝から雨と強風。
集合時間の7時半に間に合うよう、ゲストハウスで朝食を食べていると
オーナーさんが来て、ボートの出発を見合わせているのでここで待機するようにと。
初日から。。。残念。

9時頃、ゲストハウスで油を売っていても仕方がないので、
とりあえず波止場に行って見る。

3日しか撮影日がない私たちのためにボートを出してくれることになった。

が。

海大荒れ!

怖い。怖すぎる。

でも私、ただのコーディネーターです。

マークが出ると言って、ディレクターさんが出たいと言えば、出るしかない。

必死にボートのロープに掴まって落ちないように。
全身ずぶ濡れだし、寒いし、怖いし。
通訳する余裕なんてゼロ。顔面蒼白。口から出るのは悲鳴のみ。
絶叫マシーンとかも苦手なのに。。。

結局10分でディレクターさんから「Go Back!!!」の指示。




ですよね。よかった。


その日は午後晴れてきたものの風が収まらず、結局断念。