日曜日, 9月 06, 2009

噂のファンコート

2010年サッカーワールドカップで
日本でも南アの知名度が ぐんぐん上がっているようで
とても嬉しい今日この頃。 しかし日本の報道ではどうも
治安の悪さばかりが注目され ネガティブなイメージも
広がっているのは悲しいです。

実際に住んでいる私の意見ですが、
ケープタウンに限っては、時間と場所さえ気をつければ
あまり危険な目に合うことはありません。
わざわざヨハネスブルグのダウンタウンに探検に行ったり
夕方以降に一人歩きをすると痛い目に合います。

これは事実。

でも街を歩けば強盗やらレイプの被害に遇うというのは
さすがにひどいでまかせだと思います。



さて、チームジャパンのキャンプ地として
第一候補に上がっているのが西ケープ州にあるジョージという町。
ガーデンルート沿いにあるが、国道が見事に街の横を通るので
あまり訪れる機会はない。


ただ、この町で唯一訪れる価値があるのが
名門ゴルフリゾート、Fancourt



















視察に行って参りました。
3つのゴルフコースのうちの1つ、The Linksでは2005年の
女子ワールドカップで宮里・北村の日本チームが優勝しましたねぇ。




























150部屋ある5つ星ゴルフリゾートには、スパ、スポーツ施設
託児所、ティーンラウンジ(Wiiやらビリヤード台やらがある)、
プール、テニスコート、とにかく何でもそろっている。

お部屋に入ると南ア名物の カップ・クラシック(南ア版シャンパン)、
ビルトン(南ア版ジャーキー) ドライアプリコット、ヌガートとプレッツェルが。
夕食前に舌をそそる。レストランもグリル、寿司、イタリアン、アフリカンの
4つ揃っている。


















19世紀半ばに建てられ、一人目のオーナーは 家が完成した直後に破産し、
体を崩し他界。 その後オークションに出され、何人かのオーナーを経て
一人目のオーナーの息子、ホワイト氏が購入。
しかしその後、夕食に出た毒キノコにやられ他界。
その人たちの幽霊が出るという噂のマナーハウスの中の ダイニング・ルームは
今はアフリカ中の名物料理を出す Sanzibar(と書いてザンジバル。なぜS?)レストラン。

ゴルフ好きにはもちろん、ゴルフをしない人でもリゾート内や 近郊のオーツホーン、
ナイズナ、モッスルベイで たっぷり楽しめるよ。

あぁ、まだまだ知られざる南アの魅力、まだまだ続く。


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